個人輸入で安く手に入れようと思っているんだが、安全性は大丈夫なのか?

輸入品は半分以上が偽造品だと思っておいた方が良いです。医師に処方してもらってください。

偽造バイアグラの恐怖

50mgの錠剤で1錠1500円するバイアグラ。決して安い錠剤とは言えないだけに、少しでも安い価格で買えるのなら、海外からの輸入品などにも目を向ける人も居るかもしれない。
だが、海外から輸入するときには、偽造品をつかまされることを覚悟しておいた方が良い。2010年に行われたバイアグラの「ファイザー株式会社」、レビトラの「バイエル薬品株式会社」、シアリスの「日本イーライリリー株式会社と日本新薬株式会社」の4社合同調査では、海外からの輸入品では実に55.4%が偽造品だったという調査結果が出ている。偽造品の中身は千差万別。マジメにバイアグラに似た成分をつくろうとシルデナフィルとよく似た化学式の物質を含む錠剤をつくっているものもあれば、それこそ何が入っているか分からない怪しげな粉を固めてつくったものもある。有効成分で見ても、50%ほど正規品よりも多いものもあれば、40%ほど少ないものも。飲んでみないと分からない怖さがあるだけに、想像以上の副作用に見舞われるリスクはかなりのものだ。
偽造品については、ケースにファイザーの名前が書かれていても、安心してはいけない。そうしたブランド名の詐称は当たり前。錠剤の外箱から、錠剤の形、色まで、できるだけオリジナルのバイアグラに似せてつくろうとしているので、中には、買って、封を開け、本物と並べてみても偽造品であることが分からず、専門機関で成分分析でもしなければ分からないくらい精巧なものもある状況なのだ。

偽造品の製造現場は想像以上に酷い環境

海外で大手を振って出回っている偽造品。その製造現場の写真を見る機会があったら、もう二度と海外からは輸入したくないと思ってしまうほど酷い環境だ。掘っ立て小屋のような工場で、衛生面は全く考慮されておらずに不衛生。完成した錠剤も無造作にポリ袋に詰められて管理されており、錠剤の着色はドップリと着色料に浸けて行うといった酷い具合。そうしてつくられた錠剤は、中国などの地域からだけ日本に入ってくるわけではなく、一度アメリカを経由して日本に来ることもある。くれぐれも騙されないように。個人輸入品に手を出すのは控えよう。

Dr.竹越の教え

個人輸入で買えるED改善薬は、50%以上が偽造品であるとの調査報告がされています。バイアグラやレビトラ、シアリスといった有名なED改善薬の輸入品に対しては、偽造品ではないかと疑って掛かった方が良いでしょう。
さらに、偽造品には何が入っているか分かりません。偽造品の成分を分析したところ、血糖降下剤が含まれていたことがあります。これは飲み過ぎると死に至る薬ですからとても危険。
安全面・信頼面を気に掛けていただけるのでしたら、ちゃんと病院に行って、正規のルートから入荷している薬剤を処方してもらうようにした方が良いでしょう。問診の際に、飲み合わせや服用時の注意点などもレクチャーしますので、より安全性は高まりますよ。

What is it?
danger

竹越 昭彦 先生
(浜松町第一クリニック
浜松町院・院長)

日本人はマジメでEDになりやすい民族性。また、老化現象の一環として40代くらいから弱くなり、中高年では2人に1人がEDになります。でもバイアグラは、使い方と飲みあわせを誤らなければ、ほとんどの男性に効く薬です。あっさりと悩みが解決するかもしれませんので、まずは相談してみて下さいね。

【院長略歴】
・1966年 生まれ
・1991年 日本医科大学卒業
・1991年 日本医科大学付属病院
・1993年~2002年 東戸塚記念病院
・2004年10月 浜松町第一クリニック開院
・日本形成外科学会員
・日本美容外科学会員
・日本麻酔科学会員

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