被害にあっても公的救済は対象外

ネットの個人輸入サイトで医師を介さず、ED治療薬を手に入れることは、偽造品のバイアグラをつかまされたり、正規品でも併用禁忌薬と同時に服用してしまったりと、さまざまなリスクがある。そして、自己責任で入手した薬によって「万が一」が起こっても、実は誰も助けてくれないのだ。そんな知られざるリスクについて取り上げてみるぞ。

病院や薬局なんかで処方してもらう医薬品。医師の指示通り適正に飲んでいても、健康被害を引き起こしてしまうことなんかも稀にある。そんな時は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構という組織が整えた「医薬品副作用被害救済制度」という制度を使って、治療費や障害などに対する年金が支払われるようになるのだ。 ところが、病院や薬局などの正規のルート以外でバイアグラを入手して健康被害になってしまった場合、公的救済機関は誰も助けてくれないのだ。
医薬品副作用被害救済制度の適用外になるためだ。ネット購入は、大きな事故につながるリスクがある上に、「万が一」の時にも誰も支えてくれない。踏んだり蹴ったりというわけなのだ。

クリニックで処方してもらえば救済制度の適用対象に

医薬品副作用被害救済制度について、もう少し詳しく触れていこう。 もちろん、クリニックに行って、ちゃんと医師の処方を受けて服用した薬は救済制度の適用対象になる。ただし、医師に指示された用法・用量を守らず、自らの判断で過剰に薬を服用したりした場合には、当たり前の話だが制度の適用対象外になるので注意!
また、もちろんインターネット経由で購入したような場合にも、正規・偽造品問わずに適用対象外なので、憶えておこう。 。

面倒かもしれませんが、来院いただくのが一番です

バイアグラを個人輸入で入手することには、さまざまなリスクがあります。
偽造品を買ってしまう確率が6割と、非常に高いこと、犯罪を助長してしまう恐れがあること、健康被害を起こしかねないこと、そして万が一、健康被害になっても救済してくれる制度の適用を受けられないことと、散々な目に遭いかねないのです。
確かにネット通販よりも通院して処方を受けるのは面倒ですし、気恥ずかしいかもしれませんが、クリニックでバイアグラを処方してもらう。そうしておくことが何よりも一番安全なのです。

What is it?
danger

竹越 昭彦 先生
(浜松町第一クリニック
浜松町院・院長)

日本人はマジメでEDになりやすい民族性。また、老化現象の一環として40代くらいから弱くなり、中高年では2人に1人がEDになります。でもバイアグラは、使い方と飲みあわせを誤らなければ、ほとんどの男性に効く薬です。あっさりと悩みが解決するかもしれませんので、まずは相談してみて下さいね。

【院長略歴】
・1966年 生まれ
・1991年 日本医科大学卒業
・1991年 日本医科大学付属病院
・1993年~2002年 東戸塚記念病院
・2004年10月 浜松町第一クリニック開院
・日本形成外科学会員
・日本美容外科学会員
・日本麻酔科学会員

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